定期演奏会

今日は久しぶりに群馬に戻って教え子の所属している高校の吹奏楽部の定期演奏会を見てきた。初任校時代、目で殺してた子どもたちが3人在籍している。本当にすばらしい定期演奏会であった。
ちなみに全国大会にちょくちょく出るので過去の大会の演奏がyou tubeに映像が残っていた。


この中に、ボクの教え子が3人いるはずです(多分)…。

本当に一糸乱れぬ演奏を今日も見せてくれていた。
…とはいっても、自分の出身高校でもあるのでこの吹奏楽部のすごさを知らなかった訳ではない。
当時野球部にいた自分でも吹奏楽部の練習量の多さ、拘束時間の長さは舌を巻くほどすごかった。
そこら辺の運動部とは比べもにならないくらいの練習量。
そして、運動部以上に厳しい年功序列
その厳しさたるや「文化部」というくくりに入れるのが申し訳ないくらいのハードさなのだ。
これぞ、まさに「青い春」がぴったりの部活である。

その練習に耐えて頑張ってきて今日を迎えたステージの教え子たちの姿を見ていたら、「もっと自分は頑張れるんじゃないか。」という気持ちになった。
教え子の一人は今日晴れて引退の日を迎えた。まだ夜の部を控えていたので涙はなかったが、少し寂しそうな表情にも見えた。
全力で物事に取り組むときの人の表情は本当にすばらしく、それを乗り越えることで格段に成長を遂げていくんだなぁ〜と思った。

小学生時代の面影を残す子どもたちの頑張りに敬意を表しつつ明日への元気をもらった1日だった。