ライダー、強し!!

1日院生室にいると、やる気が出る時間とそうでない時間が交互でやってくる。そうでない時間の方が長いが…
そんなときは決まって、ヤホーの力を借りてネットサーフィンに出かける。
この時間もヤホーをクリックすると、トップニュースに「津波耐えた『仮面ライダー』」とあった。
お師匠様が無類のライダー好きなので、私のアンテナにも引っかかり見てみることにした。
以下、ヤホーニュースより引用

死者・行方不明者が5000人近い宮城県石巻市で、「仮面ライダー」が復興のシンボルに名乗りを上げた。隣接する登米市出身の漫画家・石ノ森章太郎さん(故人)の記念館「石ノ森萬画館」は津波による甚大な被害を受けた沿岸部にありながら、ほとんど壊れず。入り口の「仮面ライダー」看板は健在で、傷ついた人々の心を励ますかのように、力強い「変身ポーズ」を繰り出していた。

 「石ノ森萬画館」の入り口には大津波が押し寄せ、隣のロボコン看板は行方不明に。萬画館の「萬」の字は吹き飛ばされた。それでも屈しなかった仮面ライダーの変身ポーズは、壊滅した街で唯一見つけた希望だった。

 仮面ライダーは石ノ森ワールドを代表するヒーローで今年、誕生40周年。過去のライダーが勢ぞろいする映画「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」が4月1日に公開されるほか、テレビ版の最新作「仮面ライダーオーズ」(テレビ朝日系、日曜・前8時)は、4月3日にシリーズ累計放送1000回を迎える。

 ライダーのバイク「サイクロン号」にも乗ることができる同館は、石ノ森さんの世界を体感する場所として、2001年にオープン。宇宙船のような建物は、マグニチュード9・0の揺れと大津波に耐えた。1階の一部のガラスが割れ、事務所やグッズショップは土砂にまみれたが、展示物を置く2、3階は無傷。同館業務課長・大森盛太郎さん(34)は「柱は一本も折れませんでした。周りは壊滅してしまっているので、本当に奇跡的だったと思います」と振り返った。

 震災直後、大森さんは、館内にいた40〜50人のお客さんを高台に避難させ、職員と3階で様子を見ることにした。「去年、大津波警報が出た時も大丈夫だったので」。しかし、激しい濁流は1階をのみ込んでいく。「なんだあれ!? もうダメだ!!」。死を覚悟したが、建物は流されず、倒れることもなかった。

 萬画館があるのは、甚大な被害が出た沿岸部。旧北上川の中州にある。一帯の家屋は全て倒壊。震災後の数日間は、臨時の避難所となって周辺住民約40人を受け入れた。中には、妻と子を失い、発泡スチロールにつかまって萬画館の前に漂着した男性もいた。3階のカフェに残った食材を全員で分け合い、夜はろうそくの火をともして励まし合った。

 萬画館の職員と家族は全員無事だった。1階にたまった重油混じりの泥の処理に追われる大森さんは「何年かかるか分からないですけど、これからも(石ノ森作品の)プラスの力を伝えていけたらと思っています」とあえて笑みを浮かべた。海を守るヒーローとして生み出された「シージェッター海斗」像は、一時は玄関前から吹き飛ばされたが、スタッフが街で発見した。仮面ライダーの変身ポーズに触発されて、みんながヒーローになったつもりで、明日へと向かう。

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↑これは震災前の写真であるが、この銅像もしっかりと残っているそうである。すごく勇気と元気がもらえた内容だった。
そろそろ、サーフィン脱出しなきゃ…