プロスポーツ選手

私は学生時代野球をずっとやってきた。
まぁ〜今も学生ではあるが(笑)。
今年の春の選抜甲子園では選手宣誓に感動したが、最近また感動した。


彼の所属する東北楽天ゴールデンイーグルスは、先の震災地を本拠地にする球団だ。
そんな彼らは「今のまま、野球をやっていていいのか。」という葛藤などを乗り越えて、地元開幕戦を迎えた。
彼はそんな思いを、言葉に託し球場のスピーチに臨んだ。
一言一言、言葉をかみしめる様子にグッときた。

以下、引用
「球場に来るのが簡単でなかった方、来たくても来られなかった方も大勢いたと思います。
地震が起きたとき、僕たちは兵庫県にいました。家族と連絡が取れず、不安を抱いて転戦しました。被害状況が明らかになるにつれ、僕たちも暗くなりました。そのときを考えると、Kスタ宮城で試合をできたことが信じられません。
震災後、自分たちに何ができるか、何をすべきかを議論しました。変わり果てた東北の地を目と心にしっかり刻みました。遅れて申し訳ない気持ちで避難所を訪問したところ、「お帰りなさい。私たちは負けないから、頑張って」と声を掛けられ、涙を流しました。
そのとき、僕たちは何のために戦うのかが、はっきりしました。この1カ月半ではっきりしたのは、誰かのために闘う人間は強いということ。東北の皆さん、絶対に乗り越えましょう、この時を。絶対に勝ち抜きましょう、この時を。この時を乗り越えた向こう側には、強くなった自分と明るい未来が待っているはず。絶対に見せましょう、東北の底力を。」
引用終了。

あれだけの震災を経験してもあの日からわずか1か月球場を復興させた人々にそして、選手たちに“東北魂”を感じた。

余談ですが、このチームには私の高校時代の後輩(入れ違いなので、直接面識はありませんが…)も所属しています。

永井 怜投手です。

今年の楽天は、例年以上に注目だな。