思わず考える…

前にも書いたことがあるが、前期は持っている小学校2種免を1種に上進すべく、学部生の授業を取っている。


今日も5限と6限が学部の授業であった。
5限のブリッジ科目の社会は学部1年生が大半で、しかも人数が多い。
一番大きい講義棟の教室いっぱいになるほどだ。
前の時間は体育の授業らしく、ただでさえ学部1年生で溢れる教室は暑いのに、それに加えて汗だくの学部生だらけで気温がさらに上昇していた。


長い前置きは置いといて…
その授業で先生が先週のプリントを持っていない学生に取り来るように促すと、十数人の学生が様々なところからプリントを取りに来た。
自分が引っかかったのプリントの取りに来る時にどういう順路を通ったかということとどのくらいの時間で取り来るかということ。


授業の時間が自分たちのために中断されていることを考えれば、少しでも早く取りに来られるように早足で来るとか、スクリーンの前を通らず後ろから来るとか、そういう意識が欠けている学部生の多さにびっくりした。


扇状の大きな講堂であったので、順路は仕方ないにしても自分たちが授業を中断させている自覚を持った動きが必要なのではないだろうか。


子どもに相手意識を育てる研究室に所属しているから引っかかるだけなのか、それとも彼らの自覚が欠如しているのか…。自分が思うに後者だと思う。


彼らが4年後現場に立った時に子どもたちに何を指導するのだろうか…。かくいう自分も大学生の時に同じような行動をしていたような気がするので偉そうには言えないが…。


とにかく、この4年間のうちに相手意識を考えた行動ができるようになってくれればいいなと思わず考えましたとさ…。