修了式の日に想ふ…

あれから、1週間…。この国に起きた現実に、今の自分の周りのすべてが「あたりまえ」ではなく、「ありがたい」ことであることを感じ、苦難を目の前にした人たちに何もできない自分の小ささを感じながらの日々であった。

日常の日々を毎日過ごせることの幸せを実感する今日、先輩方が大学院を修了された。我がチームのM2は6名…、今日は5名での修了となった。
今回の震災により、今も大変な思いをしているゼミ長さん…、果たして今日という日を自分たちはどのようにお祝いすればいいのかをカフェみ○とでも話し合った。
最終的には、お師匠様の「ゼミ長の分もしっかりとお祝いして送り出そう。」と決まり、5名の方々を心からお見送りさせていただいた。M2のみなさんには本当にお世話になった。
いつも院生室に行くとどなたかがいて、おもしろい話や真面目な話などをしながら過ごすことができた。たくさんの学びをくれた方々と明日からは会うことができなくなると思うと寂しい気持ちでいっぱいであるが、この6名の先輩方に出逢えたことを心の底から感謝したい。
平成22年度のチームの最後の活動は、今日という佳き日を上越に来ることのできなかったゼミ長さんへのビデオレターを撮影した。
「我らの心はゼミ長さんとともにあり!」…お師匠様の言葉に心底このチームの一員であることを幸せに、そして、誇りに思った。

M2のみなさん本当に1年間ありがとうございました。
また、お会いしましょうね。