[学び]お師匠様のお師匠様

私は小学校2種免しか持っていないので、科目履修生で学部生の授業を取っている。

今日の授業は2コマ。
その一つにお師匠様のお師匠様(以下、H-S先生)の「特別活動論」がある。
今日は授業初日なので、「特別活動とは何か?」というお話だったが、とにかくおもしろい。ものすごく楽しそうに話しているものだから、聞いているこちらが楽しくなる。学部生もかなり引き込まれていた。

今日の授業には話しのおもしろさはもちろん、H-S先生の非鈍(ヒドゥン)カリキュラムの部分をたくさん見ることができた。以下に記す。

①とにかくほめる。
 一番印象的だったのは、授業冒頭、教室に入って来るなり「今年の学生は素晴らしい!だって、ちゃんと時間通りに席について待っている。去年は開始時間を過ぎてからぞろぞろ入ってきた学生がたくさんいたんだよ。本当に素晴らしい!!」と言ったところ。朝一番の授業にもかかわらず、それに呼応して「ありがとうございます!」という学生もいて、スタートからいい雰囲気で授業が始まった。

②Iメッセージを使って話す。
 「みんながそうやって真剣に話してくれて、俺、嬉しいよ。」
と言って、学生の適切な行動を伝える。これも何回も見られた。

③先生自身が楽しみ、モデルを見せる。
文章冒頭にも書いたが、とにかく先生が終始楽しそうにお話しされていた。自己紹介で、「俺は『先生っていう職業はおもしろい。』と思わせる話をするためにここにいる。」とお話しされていたが、本当にそれを地で突き進んでいた。

④すべての発言を肯定的に受け止める
授業の途中で、学生に発言を求める場面があるのだが、聞いているときの表情から、相づち、発言の拾い方まですべてがあたたかい。
肯定的に受け止めているなぁ〜というのが伝わってくる。
学生も安心して話しているように感じた。

そして、最後に
⑤授業の雰囲気にメリハリがある
おもしろく、楽しく、あたたかい雰囲気で学生に話をしていると思いきや、真剣な話には、表情や態度にそれが表れる。そのオーラに魅入られるように教室全体が真剣に話に聞き入るのだ。
その授業はまさしく我がお師匠様そのもの。

さすがにお師匠様のお師匠様。ここにまでH-S型の血が色濃く反映されているのだなぁということを感じた。

孫弟子(…と勝手に思っている)の私もこのDNAを学び取りたいなと感じる90分でしたとさ…。

来週からも楽しみだ〜!!