………いた。

今日は、お師匠様が学部学生と修士のストレートマスター向けに教員採用採用試験対策の生徒指導講座を担当されていたので、もぐりで聞きに行った。
お師匠様はセミナーや授業のように軽妙なテンポとスベリ芸で120分一本勝負を息つく暇なく話し続けた。
私や一緒に聞きに行ったcotsubu153さんは、お師匠様の話を聞き慣れているが、普段、お師匠様の授業を聞くことがない学部学生や修士の人たちははじめはかなりあっけにとられていた。

今日の講座も、もちろんいつものように素晴らしかった。そして、今日の講座で何よりも驚いたことがあった。

それは、お師匠様が院生室で得たネタ「マイナスから〜〜〜プラスッ!」をジェスチャーつきでやったときのことだ。
いつもなら、身内ネタだけに笑いが共有できるのはあの場にいた院生の私とcotsubu153さんだけかと思っていた。
しかし、今日だけは違っていた。お師匠様がネタを炸裂した瞬間、私の横で「あっ、○ック○坂だ!」とつぶやいた。

私は、思わずその人の顔を2度見した。まさか、このネタについてこれる人がいるとは…。いろんな意味で収穫があった講義だった。