なぜ、学級づくりをするのか?
今日は、3回目のお師匠様の勇気づけの授業。
「なぜ、学級づくりをするのか。」という発問について4〜5人グループのワールドカフェ方式で行った。
ワールドカフェについて詳しくはこちらで↓
- 作者: 香取一昭,大川恒
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私は、hata-sさんとストレートマスターのM1さんが3人の計5人グループでの活動。
みなさんからたくさん意見を言ってもらった。
ストレートマスターの3人は、一生懸命考えていた。それぞれが自分の考えをもっているところがすごい。自分が同じ年の頃とは比べものにならないくらい素晴らしいものを持っているなと思った。現場に立つ前から、こういったことを真剣に考えておくと、実際に教壇に立った時にすべての教育活動を意図的に組みこむことができる。
自分は教師になってからの最初の3年にその蓄積がない。
だから、もう一度それを学び直すためにこの教職大学院に来た。
進学した大きな理由の一つだ。1年経ってみて、ようやくお師匠様の言う視点で学級づくりを考えて、イメージすることができるようにって来た。
お師匠様は授業の中で、「言葉にしないとイメージできない。イメージできないものは、実現しない。」とおっしゃった。
つまり、「なぜ学級づくりをするのか」ということを言葉にできなければ、自分の目指すべき目的地がないの同じで、なんにも実現しないということだ。
そんなことを自分が現場にいた時に、考えもしなかった。本当に当時の子どもたちには申し訳ないことをしたなぁと、授業後に感じた。
あと、もう一つ、今日改めて感じたことは、現場では自分が担任を持った1年間をどう過ごすかだけを考えて学級づくりをしてしまっていたなということ。つまり、学級づくりの目的地を3月にしてしまっていたということだ。
子どもたちと直接向き合うのは1年かもしれない。しかし、その1年間で子どもたちが社会に出た時に学んだことが、できるだけ多く行動として発揮されるようにしていかなくてはいけない。その視点を持って接しないと「育てる」ことは出来ないのだと感じた。
以上、ワールドカフェをしながら考えていた今日の学びに対する振り返りでした。
明日は久しぶりの雪板です。春でも雪から離れられません。久しぶりなのでけがをしない程度に楽しんできたいと思います。