新たな気づき

今日は3回目の全体ゼミ。今日でM1さんのメンバーが確定し、学部生・M1・M2勢揃いのゼミとしては今日が最初である。
戦艦の発進の時である。今日は特別に修士の方も交えてのゼミとなった。
今日の発表者は5ル5さんとcotsubu153さん。
両者とも自分知らないことがたくさんある学びの場になった。
今日の一番の収穫といえば、5ル5さんの「アセスメントを活かした友人サポート形成」の発表。
アセス(ASSESS:Adaptation Scale for School Environments on Six Spheres)↓

アセス(学級全体と児童生徒個人のアセスメントソフト)の使い方・活かし方―自分のパソコンで結果がすぐわかる

アセス(学級全体と児童生徒個人のアセスメントソフト)の使い方・活かし方―自分のパソコンで結果がすぐわかる

を用いたアセスメント方法。
これのいいところは、学校適応感が6つの因子で分類されれていて、それぞれの相関が明確に図式化されているところにある…と思う。
だから、得点のプロットから教師の打つべき手立てが明確になる。

今日の収穫はそういうところではなくて、5ル5さんが発表してくれた「自分の見取りが、児童のプロットとズレがあった」ということ。お師匠様も昨日のプレゼンで、教師の見取りとQ-U上の児童のプロットにズレがあると話していた。

ということは、やはりQ-Uやアセスの違った使い方として、自分の見取りと実際の児童のプロットとのズレを見て(そのためには、結果を出す前に自分自身で一人一人の児童がどこにプロットされるかを書いておく必要がある)、個人や全体の現在地を確認するということができる。兵庫の先生もQ-Uの一考察として、同様のことを言っている。しかし、Q-Uはお金がかかるので、そんなに頻繁に行うことはできない。それに比べてアセスは1度買ってしまえば何度も使える。

アセスの本には、1年に3回ということが書かれているが、もっと短いスパン、例えば2か月に1度行い、学級の状態を把握し、目標の修正を行うことができるなぁ…なんてことを思った。
もしかしたら、支援でも支援前と中間をとることで、支援内容がうまく機能しているか、それとも修正が必要なのかを測ることができるのかもしれない。

みなさんはどう思われますか?