而立…

高校時代、職員室のある校舎が「而立棟」と呼ばれていた。
高校時代の私は、意味も分からずただただ「ジリツトウ」と呼んでいた。それから、12年。
山奥の小学校で、2人の1年生に「論語」を音読させていた時に、「而立」の意味を改めて知った。
それから、さらに2年。いよいよ来週、長かったようで短かった20代に別れを告げ、30代に突入する。
かの孔子
「子曰、吾十有五而志於学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳順。七十而従心所欲、不踰矩我」
論語で言っている。
意味は諸説あるが、三十歳にして自立したのだという。

果たして、自分は自立できているだろうか?

そんなことを考える今日この頃です…。