系統主義と経験主義

先日の模擬授業対決の話。


自分でも本当にひどい授業であったなと今でも思う。


懇親会の席でH先生からは「君の授業は経験主義9:系統主義1なんだよ。だから、あれではいけない。」とお話しいただいた。
 

そんなH先生の講座は戦後教育の変遷をたどりながらも、これからの教育の道筋を示すお話であった。本人は講座中「今回の講座は退屈だから眠くなりますよ。」と言っていたがまったくそんな要素はなかった。すさまじい情報量を端的にまとめていたお話であった。



そのお話出てきたのが「経験主義」と「系統主義」。今巷で行われている指導法はこの2つの考え方に大別される。



ちなみに、私が勉強している協同学習は「経験主義」なのだそうだ。



こうして2つに大別するとどの指導も必ずどちらかに偏っている。



ということは、1つのやり方しか知らないということは、すなわち、経験主義か系統主義に寄った指導しかできないということである。



もちろんどちらかのみが正しくて、どちらからか正しくないというわけではない。大切なのはこの2つの比重だそうだ。



ちなみに、おっ師匠様は6:4と非常にバランスがいい数少ない先生のお一人なのだそうだ。


自分でもそこまでたどり着けるのだろうか。いやいや、今よりももっともっと指導力・授業力を身に付けていきたい。


でもこのイベントが自分の今後に大きな示唆を与えてくれたことは自分にとっては本当に大きい収穫であった。


第2弾Hインフルエンザにかかり、ここ2〜3日はそんなことばかり考える日々が続いている。支援でもそれがクリアになるようにしっかりと考えていきたい。