コメンテーター

今日から(本当は2週間前から始まっていたのだが…)お師匠様のお師匠様の学部授業に科目履修生として参加させてもらうことになった。


ゼミを終え、すぐさま教室に向かうと学部3年生が数人いて、物珍しそうにこちらを見る。


今日の授業では「出会いの場面の子どもたちへの話」を全員が実演すること。自分はそのコメンテーターを仰せつかっていた。


お師匠様のお師匠様が来て、自分の紹介をして下さった。「現職の先生です。」と言われた瞬間に「えぇ〜!」という声。


それはそうだろう。彼らにしてみれば自分は指導される(と本人たちは思っている)相手なのだから…。


決して自分ではそう思っていないが、逆の立場だったら自分も同じことを考えていただろう。

しかし、学部生のみなさんのお話は本当に上手で、自分がその年の頃には話すことが出来ないことを話す姿に「“くげぇ〜”なぁ…。」と思いながら見ていた。


コメントを求められてもいいところしか浮かばない。それでは、呼ばれた意味がないので「自分だったらこんなふうにします。」という話をした。


自分がコメントする立場が初めてだったのでとてもいい学びになった。


しかし、前に北海道のH先生がおっしゃるように「こういうのは、コメントする立場の方がプレッシャーがかかる。」というのは本当だな…。


自分も次の学校では、そんなお役目をいただくのだろうか…。


自分はいつも下っ端でしかなかったので、そんなお役目をいただくには修行が足りていないのだが…。とにかく、違った意味で自分が試される授業になるので頑張ろうと思う。