目的地

今日は5年生は「大造じいさんとガン」のワークテストを行い、授業は3年生だけであった。
Y小で行っていたのと同じように、全国平均に対する達成率で換算してみた。
「読むこと」は期待得点より約8ポイント高く、「言語(漢字+言葉)では約17ポイント高い結果となった。
普段の子どもたちの様子がよく分からないので、普段がどのぐらいだかを聞こうとしたが
「テストによってまちまちですからね〜。」とさらりと言われ、以前のテストとの比較はできなかった。
しかし、それほど悪くはないのかなと感じた。特に、言語分野では期待得点に満たない児童が2名いた(34人中)だけで、
後はほぼ90点以上であった。
 漢字に関しては昨日の授業予定を変えて、スキル書き取り(通常クラスで行われている漢字練習方法)に加えて、
パワーポイントを使った読みの練習をして、リズムを変えながら何度も練習したり、
お師匠様から教えていただいた「漢字マッキーノ」を用いてやってみたりした。
これ自体は「ペア学習」ではなく、完全に「一斉指導」で行っていたのだが、確かにいつもの学習では苦戦する高女の方々が、
この時だけは結構ノリよくやってくれた。この様子を見たときには、やはり、「ネタなどを通して楽しく学べる環境をこちらが用意することによって、子どもとのT-Cの関係を作らなければ、『ペア学習』のような友達と関わりながら学びを深めていく学習形態の成立もなかなか厳しいのではないか」と感じた。
昨日も書いたが、実践にはその成功の鍵を握る「前提条件」があり、それを成立しないままに実践を行うとかなり大きなやけどをすることになる。
昨日は、ちょっとだけ高女の方々に気に入ってもらえる授業だったのかと思っていたら、今日から、また冷たい視線…。まぁ〜こんな苦しい時間もあと4時間の授業を残すだけであるので、できることを一生懸命行っていきたい。
それにしても、いつ高女の地雷を踏んだのだろう…。みなさんはどんな「高女」の地雷を踏んだことがありますか?自己開示できる範囲で教えて下さい。ちなみに私は、話しかけやすい子にだけ、話してばかりいたらとっつきづらいグループから集中砲火を浴びたことかな…あはは(汗)