チームビルディング体験記

昨日は、かねてより予定されていたファシリテーターK
によるチームビルディングを経験した。

チームビルディングは自分の直接的な個人研究テーマ
ではないが、自分が現場に戻ってからはもちろん、
研究室の関係性を「チーム化」させるためにも絶対に
外せない内容である。午前中1時間ほど、チームの
発達段階やチームビルディングの基礎の基礎を学び、
その後はアクティビティを体験しつつ、Teachable
Momentを教わっていった。
午後はあるテーマに沿って話し合い、みんなが納得す
る結論を出すようにという指示のもと、アクティビ
ティを行う。途中、嵐が起こる。
ファシリテーター側からいうと、嵐が起こるように
仕組むといったところであろうか。

われわれは参加しながら俯瞰的に見ることに特化する人、
参加者としてありの目で見る人、両方を行う人と
さまざま居たようだが自分は、両方の観点で参加して
いた。参加者が嵐の時に場がどのようになるのかを
体験をもってイメージできるようにすることとファシ
リテーターの出方や表情、行動などに注目していた。
ファシリテーターは出場が多かったように感じたが、
一つ一つの言葉が非常に短く、しかも、OQも多く使
っていたような気がする。

今までは、文献を読んで知っていたふりであったのが
実際に経験を通すことで多くのことがストンと落ちた。
もちろん落ちずにもやっとしたものが残ったこともあ
るが…。
これこそ、「百聞は一見にしかず」である。

この日1日を通して感じたことは、しているさんたち
のチームビルディングが定義する「利他的」が本当に
重要であるということだ。これは、ファシリテーター
にしても参加する側にしてもだ。
自分の発言、行動、態度…そのどれもが利他的でなけ
れば必ずトラブルが起こるし、最悪の場合は壁を乗り
越えられずに解散してしまう可能性もある。

ここでいう「利他的」とはお師匠様のいう「相手意識」
「共同体感覚」と同義であるのだと思う。
自分もこの辺が個人テーマになっているので、
「利他的」についても考えていきたいと思った。
それにしても、おかあさんのいうように「言うは易し
し、○山やすし」である。これがどう行動化するかを
大事なんだな〜。

昨日はいろいろと気を遣ったせいか、最後の方は頭に
入れようとしても入らないことがたくさんあった。
キャパオーバーだったということか…。
しかも、懇親会後のリフレションで大学院に2度目の
飲んでいて急に意識がOFFになってしまった。
(ちなみに1度目は昨年度の支援の納め会の時で、支援
校の先生に申し訳ないことをしました)

とにもかくにも、充実した1日であった