協同学習における個の責任

今日の4限の出来事…この時間は本来なら国語の「平和について考える」の最終の授業が入っていたのだが、この時間までに清書を仕上げてこなければ授業ができないことを予告していたにもかかわらず、半分近くの子どもたちはやってこなかった。


それを知った担任の先生から子どもたちに指導が入った。

まずは、宿題なのにやってこなかったことに対して。

次に、自分たちがやらなかったことを選択したことで、やってきた児童の学習を進めることができなかったことに対して。

そして、指導のために要した時間=やってきた子ども達の学びの機会を奪ってしまったことに対して。


この3点について厳しく指導が入った。


私も、自分自身のこと語るつもりはなかったが、授業者として、やってこなかった子どもたちに自分の思いをIメッセージで伝えた。



今日のこの出来事は、子どもたちに「協同で学習すること」は「それぞれが学ぶことに対して責任をもつ。」という価値を伝える絶好のチャンスであると思ったので、その話もその時に子どもたちに伝えた。


協同で学ぶためにはそれぞれが自分の学びを深める責任と他者の学びに積極的にかかわる責任を負わなければならないと考えている。


今回の一件では、後者の責任が果たされていないことになる。


だから、私は「責任を持って学びなさい。」と最後に子どもたちに伝えた。



結局、担任の先生の計らいで明日の3限に今日の代替の授業時間をいただくことができた。


子どもたちに大きな責任が背負わされた形での明日の授業となる。


明日は全員が清書を済ませて最後の共有の授業ができることを願いたい。